【誰か助けて!】椎間板ヘルニアによる急な激痛としびれの対処法をお教えします!
ある日突然、何かのタイミングで凄まじい激痛としびれに襲われてしまった。。。
「何なんだ、この激痛としびれは!?」
「ひょっとしてぎっくり腰?でも何か様子がおかしい。。。」
もしかしたら、それは「椎間板ヘルニア」かもしれません。
そこであなたは以下のように考えるのではないでしょうか?
- ぎっくり腰は何度かしているけど、今回はしびれがあって今までとは違うようだ
- 今すぐ病院に行きたいのだけれど、時間外なので何か対処をしなければ
- 今すぐ病院に行きたいのだけれど、痛すぎて全く動けない
そこで今回は、急に発症した「椎間板ヘルニアによる激痛としびれ」の対処法についてお教えしたいと思います。
今この記事を寝ながらスマホでご覧になっている方は、「激痛としびれ」に非常に困っていると思いますので、単刀直入に「今すぐやらなければならない対処法」からお教えしたいと思います。
急に発症した「椎間板ヘルニアによる激痛としびれ」の対処法とは?
「ぎっくり腰?それとも椎間板ヘルニア?」
あなたは様々な不安が頭をよぎっていることでしょう。
両者の違いは後ほどご紹介しますが、ぎっくり腰にせよ、椎間板ヘルニアにせよ、まずあなたが「やらなければならないこと」は、「アイシング = 患部を冷やすこと」です。
凄まじい激痛が発症している時点で、あなたは「ケガ=炎症を起こしている」状態にあることは間違いありません。
なのでまず「アイシング = 患部を冷やすこと」が第一優先です。
患部とは、ご自身が一番痛いと感じる腰の部分で、実際に冷やしてみると「あ~、気持ち良い。。。」と、気持ち良く感じる場所です。
「アイシング = 患部を冷やすこと」の手順は以下の通りです。
① アイスバッグ(氷のう)に氷と水を8分目位まで入れる(結構多めに入れるのが効果的です)
↓
② 激痛としびれが発症している側を上にして、横向きで寝る
↓
③ アイスバッグ(氷のう)を手で持って、患部(肌に直接)に押し付ける
↓
④ 10分押し付けたら冷やすのをやめる → 30分休息 → もう一度10分押し付けたら冷やすのをやめる
↓
⑤ 上の④を出来る限り、間隔を開けて何度も行う
(※アイシングの適正な感覚は、「冷やしていて気持ち良い」という感覚です。やり過ぎると皮膚が「低温障害」になってしまうので、ご自身のお身体の状態を確認しながらアイシングして下さい)
もしアイスバッグ(氷のう)がなければ、スーパーのレジ袋を2重にし、水漏れしないようにして使っても構いません。
ただしアイスバッグ(氷のう)は冷却専門用具なので、使いやすさ・肌ざわりという点では、スーパーのレジ袋とは比べものになりません。
応急処置が落ち着いたら、翌日にでもネット通販やドラッグストアなどで購入することをおススメします。
またよくある「冷やし方」の間違いですが、ケーキに付いている「保冷剤」や、シップだけで冷やしている方を多く見かけますが、それでは冷却効果は全然足りません。
アイスバッグ(氷のう)の冷却力はかなり強いので、それ位やらないと、凄まじい激痛としびれは収まりません。
あなたが自宅でできる「対処法」は、「冷やす」ことと、「安静にする」ことだけなのです。
ぜひその点を意識してやってみて下さい。
併用すると効果的な対処法とは?
次にアイシングと併用すると非常に効果的なのは、「コルセットで固定する」ことです。
「コルセットはしない方が良い」という他の先生方のご意見も見かけますが、当院の経験上、「痛みとしびれが強い」時期は、コルセットを着けていた方が腰周りが保護されて「楽」ですし、生活動作をする上での「安心感」は着けるのと着けないのでは全然違います。
もしご自宅にコルセットがないようでしたら、上のアイスバッグと同様にネット通販やドラッグストアなどで購入することをおススメします。
また寝ている時でも、コルセットを着けていて楽なようでしたら、着けていても構いません。
しかし注意すべき点は、あくまでコルセットは「痛みとしびれが強い」時期に着けるもので、いつまでも着けていると筋肉が硬くなったり、弱くなったりするデメリットもあります。
痛みが軽減してきたらいつまでも着けていないで、勇気を出して外すことも前提に考えておいて下さい。
なぜ激痛のほかにしびれまで発症しているのか?
それでは次に、「なぜ今までのぎっくり腰は激痛だけだったのに、今回はしびれまで発症しているのか?」という疑問にお答えします。
当院の経験上、最も考えられるのは、「ぎっくり腰を繰り返しているうちに椎間板に傷が付き、それが椎間板ヘルニアに発展してしまった」というケースです。
ぎっくり腰の症状は「激痛」だけで、「しびれ」は発症しません。
なので「しびれ」症状が加わった今回のあなたは、「椎間板ヘルニア」になっている可能性が高いのです。
以下「椎間板ヘルニア」についての詳しい記事をご紹介しますので、ぜひご覧になって下さい。
まとめ
いかがだったでしょうか?
椎間板ヘルニアによる急な激痛としびれの対処法は、
- 横向きになって、アイスバッグ(氷のう)で患部を冷やす
- 「10分押し付けたら冷やすのをやめる → 30分休息 → もう一度10分押し付けたら冷やすのをやめる」を出来る限り、間隔を開けて何度も行う
- 痛みとしびれが強い時期は、コルセットの併用も効果的
です。
また、しびれまで発症した原因は、
- ぎっくり腰を繰り返しているうちに椎間板に傷が付き、それが椎間板ヘルニアに発展した
です。
また椎間板ヘルニアの「発生から改善まで」には、「急性期」→「回復期」→「生活期」の3段階があります。
この記事でお教えしたのは、「急性期~回復期」の対処法です。
激痛としびれに耐える「急性期」は最もつらいですが、椎間板ヘルニアを慢性化させないためには、次の段階の「回復期」での「正しい治療と正しい生活習慣」が非常に重要になります。
ぜひ他の記事もご覧になって、つらい「椎間板ヘルニア」からの回復にお役立て下さい。
【追伸】
東京・自由が丘にある「もり整体院」には、椎間板ヘルニアによる痛み・しびれで悩んでいる多くの方が、日々ご来院されています。
そこで初診時にいつも感じるのは、「椎間板ヘルニアが改善しない理由」を知らない方がとても多いということです。
痛み・しびれには必ず原因があり、その原因に対する正しい治療が行われていれば、痛み・しびれは改善できます。
しかし一般的な病院・整骨院などでは、「椎間板ヘルニアの本当の原因」と「改善しない理由」についてしっかり説明してもらえず、治療方法も「何となく腰のあたりだけを、ぼんやりと治療している」のが現状です。
当院は椎間板ヘルニアで悩める方を一人でも多く救って差し上げたい、また当院の技術はそのような方のためにあると考えています。
なのでもし、あなたがお一人で悩んでいらっしゃるなら、ぜひ一度当院にご相談下さい。